インター生の“実は…”

インター校

〜よくあるイメージとリアルな実情〜

海外での暮らしが始まり、「子どもの学校、どうしよう?」というときに駐在帯同や教育移住などで多くの方が検討するのがインターナショナルスクール。
「インターに通えば、英語もすぐ話せるようになって、いろんな国の友達に囲まれて楽しい毎日が待っている!」
そんなキラキラしたイメージを思い浮かべたことはありませんか?

実際、インターナショナルスクールにはたくさんの魅力があります

でも、その一方で「意外な落とし穴」や「思っていたのと違った…」という声も少なくありません


クラスメイトとの相性や学校とのマッチングは“運次第”

どの学校でもそうですが、実際に通ってみないとわからないのが「相性」。
インター校も例外ではなく、どんな先生がいるのか、どんな子どもたちが集まっているのかは、入学してみて初めてわかることが多いです。

もちろん、多様な文化背景をもったクラスメイトとの出会いは貴重な経験になりますが、「気が合う子がいなかった」「英語がまだできなくて最初の1年は輪に入りづらかった」という声もあります。

「うちの子に合っているかどうか」は、事前にすべてを読みきれるものではなく、どうしても“運”の要素が含まれてくるのです。

例え運が良く最高のお友達や先生に恵まれても、母語が英語の人の中で自信を持ってコミュニケーションが取れるようになるまでの「少し苦しい期間」は短い方がいいですよね。


「半年で英語ペラペラ」って、本当にあるの?

実際に、「半年で英語がすごく伸びた!」というお子さんは確かにいらっしゃいます。
特に、3〜7歳ごろの言語吸収力の高い時期に入学した場合、英語環境に一気に馴染み、自然と英語が身についていくことがあります。

また周りのお友達も言語をぐんぐん習得する時期=言語理解の基礎を構築している時期であれば間違いを指摘されることは誰にでもある環境なので会話や発話への抵抗感も少ないことも英語獲得の追い風となるでしょう。

つまり、半年で…というのはすべての年齢・性格のお子さんに当てはまるわけではありません。年齢が高くなるほど、日本語の思考が強くなり、英語で英語を理解するのに時間がかかる傾向があります。

ですので、「半年でペラペラ」は一部の成功例であり、一般的な期待として受け止めるには注意が必要です。


実は学校によって「基準」も「進度」もバラバラです

インターナショナルスクールは、カリキュラムも文化も運営方針も学校ごとに異なります。
同じ「インター校」でも、入学時に求められる英語力や、ESL(英語サポート)からメインクラスへの移行タイミングはまちまちです。

特にイギリス系のインターはしっかりした文章を書けることを求める傾向があり、日本で作文が苦手だった子は英語になったから書けるようになるわけではないので、ライティングの伸びを認めてもらえず卒業が長引いたなんてことも聞こえてくるのです。

入学の申請の時点で、ある学校では英語が全く話せなくても歓迎してくれるところもあれば、別の学校では小学校中学年でもある程度の英語力(英検2級相当)が入学条件になっている場合もあります。

ESLやEAL(English as an Additional Language)の卒業基準も明確でない学校もあり

学校によってESL/EALを卒業できないと受けられない教科があったり、週に何度もESLで他の教室に自分だけ移動することを恥ずかしいと感じる多感なお子様もいらっしゃり

保護者としては「しっかり英語力のサポートが受けられているのか?」「いつ卒業できるのか?」見通しが立たず不安を感じやすい部分でもあります。


英語力は、確実に伸びていきます。ただし、焦らず着実に

しかし

日々の生活が英語に囲まれる環境であれば、自然と英語に慣れ、使える表現も増えていきます。
授業・宿題・会話のすべてが英語で行われるので、否が応でも英語に触れる時間は長くなります。

期待が高すぎたり、楽観的すぎると焦りやすいので                             目標や他者と比較するのではなく数ヶ月前や渡航前のお子様との比較で認めてあげることが、お子様の自信につながり学習意欲にもポジティブな影響を与えるケースは少なくありません。

とはいえ、「自然に身につくから大丈夫」とすべてを任せてしまうと、思ったより伸び悩むケースもあります。
短期で成果を期待するのではなく、数年スパンで「しっかりとした基礎力」を育てていくことが大切です。
ご家庭や塾など、学校外でも継続的にサポートしていくことで、着実に力をつけていくことができます。


年齢や性格によっては、ゆっくり時間がかかることも

「うちの子、なかなか英語に馴染めなくて…」
そんな声もよく耳にします。

特に、母語としての日本語がしっかり定着した高学年以降での転入や、もともと慎重で恥ずかしがり屋な性格のお子さまの場合、自信をもって学校生活を送れるようになるまでにはどうしても時間が必要です。

最初のうちは、授業についていくのも大変で、EALクラスが長引いたり、補習授業を受けたりすることもあります。
もちろん保護者としては、費用面も心配ですし                               「うちの子学校の学習についていけてないのかな?」と不安を感じる精神的な負担もありますよね。


焦る気持ちをグッと堪えて「焦らず・見守って・必要な支援を整える」というスタンスこそが          お子さまにとって一番の安心材料になるはずです。


小学校高学年以上での編入は、負担も大きくなりがち

また別の視点でお伝えすると

小学校中〜高学年や中学生になってからの編入は、英語力だけでなく学習内容自体が、難しくそして複雑になるタイミングです。
この時期は、理科・社会・算数の内容も抽象的になり、基礎知識段階の英語がわかっていなくてただ「英語ができる」だけでは理解が難しくなってきます。

そのため、EALの期間も長くなりやすく、本人の負担が大きくなる傾向があります。
「もっと早く準備していればよかった」と後悔される保護者の声も多く聞かれます。


英語の「4技能」をバランスよく育てることが大切

読む・書く・話す・聞くの4技能をバランスよく身につけることで、学校生活がぐっと楽しくなります。
授業内容が理解できれば、先生とのやりとりもスムーズになりますし、クラスメイトとのコミュニケーションも増えていきます。

最初は「自分の英語はちゃんと通じてるかな?」と不安だったお子様も聞くこと話すことに慣れてくれば     私たち大人が学生時代にしていたように「昨日のあのテレビ見た?」「最近流行ってる⚪︎⚪︎知ってる?」etc    他愛無い会話を意気込まずにできるようにな理、お友達との会話はとても楽しい時間や思い出になります。

口下手だったり人前で話すことが苦手な子は、教科書や読んだ本について書いた課題を提出したり・授業で先生から英語の成長を褒められるうちに読むことや書くことが、英語の自信や自分の長所の発見につながることもあるのです。

「コミュニケーションが取れる=認めてもらう」ことで感じる「わかる」「伝わる」という喜びは、自己成長感というお子さまの自信にもつながり、「もっと学びたい!」という意欲にもなります


スタートダッシュのサポートが、その後を左右します

今までお話ししたことを通してご理解いただけたとおもいますが

入学初期のサポートは、とても大切です。
この時期に「困ったことはないかな?」「どこでつまずいているかな?」と丁寧に見てあげることで、その後の学校生活が大きく変わります。

私たちキャタルでも、インター生のスタートを支えるために、一人ひとりに合ったサポートを提供しています。
「英語環境に入ったばかりで不安が多い」「EALから早く抜けたい」など、お子さまの課題に寄り添いながら、学びをサポートしていきます。


キャタルのプロンポン校には、実はインター生がたくさん通っています

キャタルのプロンポン校では、多くのインターナショナルスクール生が英語力の強化や帰国受験の準備のために学んでいます。
それぞれ異なる環境・学校に通うお子さまの状況を丁寧にヒアリングし、その子に合った教材や指導方法で「着実に力をつける」ことを大切にしています。


インター生活が、お子さまにとって前向きな経験となるように――。
そのための一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

無料体験レッスン受付中。お問い合わせは上記のLINEよりお願いしております。

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