キャタルの辞書引き学習

教材

英語塾なのに「辞書ひき学習」!? 〜キャタルの学びの裏側とそのねらい〜

キャタルプロンポン校で体験レッスンの際に保護者様にカリキュラムをご説明していると

「英語塾なのに、辞書を引くの!?」と驚かれることがあります。

確かに、今の時代はスマホやタブレットで簡単に単語の意味を検索できますし、インターICTを活用した授業が主流になっています。

でも、あえて紙の「英英辞書」を使うことにこだわる理由が、私たちCatal(キャタル)にはあります。

  • 英語学習の土台をつくる「辞書ひき学習」

キャタルでは、初級クラス(pre)を卒業し、BP1レベル(バイリンガルプログラム)に進級した生徒たちに、紙の英英辞書を活用した学習を取り入れています。

これは「ただ単語の意味を調べる」だけではありません。

英語を英語のまま理解する力、すなわち「語感」や「言い換え力」「説明力」そして「習慣」を育てる、非常に重要なトレーニングなのです。

ICTで便利な世の中だからこそ、紙の辞書に意味がある

インターナショナルスクールに通う子どもたちは、ICTを使いこなした授業環境で学んでいます。

でも実は、「紙の辞書を引いたことがない」「引き方がわからない」という子も少なくありません。

オンライン辞書は便利ですが、検索履歴を振り返る機会が少なく、記憶への定着という点では不利な面もあります。

とくに日本語の語彙力が強い子どもたちは、英和辞典に頼りがちになってしまう傾向もあります。

一見話せている子こそ実は語彙力に課題が…

日本人学校に通う子どもたちの中にも、英語圏での生活経験がある子や、インター幼稚園卒の子が多くいます。

会話に困らない彼らは一見、英語力が高いように思われがちですが…

耳や慣れなどのアドバンテージが目立っていて意外と「英語で英語を理解する力」が育ちきっていないケースもあります。

  • 英英辞書は「英語の国語辞典」

英和辞書を使えば、日本語で意味がわかるので安心感はありますが、英語での言い換えや説明ができるようになるには限界があります。

英英辞書を使うことで、ネイティブの子どもたちが身につけるような「語彙を文脈で理解する力」が養われます。

これはまさに、日本人が国語辞典を使って語彙を豊かにしていくのと同じこと。

「自ら調べる習慣」と「英語の表現力」を育てる

Catalのカリキュラムでは、英英辞書を使うことを通して、地道な作業を通して

  • 自分で調べる力
  • 多様な表現を理解・活用する力
  • 英語を英語で説明できる力

を段階的に育てていきます。

これは単なる辞書の使い方の指導ではなく、「語彙力🟰自分の思いや考えを言葉で表す力」を育てる土台なのです。

その影響は英語のみではなく子供達の生きる力に…

様々な経験を通して身につけた力を駆使して「未来を切り開く」その中でコミュニケーションに言葉は重要な役割を果たします。

言葉の解像度を上げる・言葉を適切に選ぶ、それが人間性や知性として評価される場面も少なくない中で

言葉を知り大切に扱う練習をキャタルでしていただければとおもいます。

  • まとめ

英語塾で英英辞書を使うという取り組みには、「英語を使って考え、自分らしく表現する力を育てたい」という私たちの願いが込められています。

ICTや翻訳アプリがどんなに発達しても、「自分で調べ、考え、伝える力」は一生ものです。

キャタルでは、そうした力を丁寧に育てる学びを大切にしています。

サクッと見たい時にはコチラ

ブラウザーをアップデートしてください

無料体験レッスン受付中。お問い合わせは上記のLINEよりお願いしております。

タイトルとURLをコピーしました